美術学科の学生が相島で子供たちと壁画制作

 芸術学部美術学科の学生たちが5月13日(日)、糟屋郡新宮町の離島・相島で同町の子供たちと壁画を制作しました。参加したのは学生5人と幼稚園から中学生までの23人。

 

 キャンパスは相島にある真珠の養殖場・株式会社ミキモト博多真珠養殖敷地内のコンクリートの壁。広さは縦1・3メートル横10メートル。学生たちがまず、海と真珠の母貝「アコヤガイ」を描写。その上に子供たちが相島で取れる魚や家族の絵などを力いっぱい描きました。完成した壁画はとても明るくにぎやかな雰囲気です。  

 

 今回の取り組みは、株式会社ミキモト博多真珠養殖の清水隆さんからの依頼がきっかけ。学生たちは芸術学部写真映像学科の百瀬俊哉教授と美術学科の塚本洋守准教授の指導を受けながら、準備を進めてきました。

 清水さんは「景観が良くなり、住民の方にも観光客の方にも喜んでもらえると思います。今後もこうした取り組みを続けていきたいですね」と話します。  

 

 学生たちは「子供たちは感性豊かで、自分たちにはないアイデアを持っているので、教えられることもたくさんありました」と語っていました。

 

 子供たちも「楽しかった。また描きたい!」と笑顔を見せていました。

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