震災復興支援ボランティア活動報告会を開催

 震災復興支援ボランティア活動報告会を4月20日(金)に開催しました。   

 

 九州産業大学では昨年3月11日の東日本大震災発生後、学生・教職員がさまざまな分野で復興支援ボランティアに取り組んでいます。 今回の活動報告会では「九産大は大震災を忘れない ―福岡から東日本へ― 〜今できること〜」をテーマに、震災から1年が経過した今、今後の震災復興支援ボランティアへの取り組み方や課題などを考えました。   

 

 基調講演は岩手県陸前高田市の戸羽太市長。陸前高田市では昨年末に、工学部バイオロボティクス学科と芸術学部デザイン学科の学生たちによる「希望のあかりプロジェクト」でねぶた劇を上演しています。
 戸羽市長は「ボランティア活動でなくてもいいので、被災地に来て下さい。自分の目で被災地の現状を見て、伝えてほしい。それが何よりも支援になります」と参加者に語りかけました。      

 

 ボランティア活動報告をしたのは、工学部電気情報工学科4年の中原優さん(自由ケ丘高校)と国際文化学部臨床心理学科4年の野崎亜矢子さん(小倉南高校)、工学部バイオロボティクス学科の榊泰輔教授、4年の和田翼さん(佐世保実業高校)。
 「実際に訪れたからこそわかった被災地の現実もありました。ボランティアとして行きましたが、逆に自分たちが励まされることも多かったです」などと話しました。      

 

 戸羽市長をはじめ福岡県防災危機管理局の中村良洋防災指導係長、本学の教員・学生ら7人で行ったパネルディスカッションでは、復興のためには継続的な支援が重要だと再確認しました。    

 

 報告会には学生・教職員ら約350人が参加し、「今自分にできることは何か」を考えました。   

 九州産業大学はこれからも復興に向けた支援活動を続けていきます。    

 

 九州産業大学の東日本大震災に関する対応について

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