経営学部の佐護教授が最終講義を行いました

 経営学部産業経営学科の佐護譽教授が、1月11日(水)午後1時から、年度末の退任をまえに最終講義を行い、学生と教職員、卒業生など約180人が聴講しました。
 
 佐護
教授は、昭和49(1974)年に九産大に就任以来37年間、教育・研究に従事しました。専門は経営学。経営学部長や経営学研究科長を歴任し、平成16年から二期6年間、大学長として大学発展のために寄与されてきました。

 講義のテーマは「わたしはこのように学んできた」。
 佐護教授は「私は、勉強という言葉は好きではありません。学ぶ・学習という言葉を好んできました。勉強には強いられるという文字が入っていますよね」と講義をスタート。

 「『精神世界と遊ぶ』ということが私の哲学です。その世界を広げるために、私は言葉と文字を大切にしてきました」という佐護教授。
 「言葉を知ることで、自分の世界が大きく広がりますよ」。
 佐護教授は、学生時代のことを振り返り、中高時代は、米軍基地のアメリカ人家族と交流をもつことなどで、英語を自然と身につけたこと、大学の時には、フランス語やドイツ語、ロシア語など、多くの外国語を学習したことを話しました。
 また学生たちに「物事を考える上で『比較思考』を大切にしてください」と呼びかけました。



九州産業大学のトップページへ