芸術学部デザイン学科の学生が18世紀当時の英国ウィンザーチェアを復元制作中!

 現代デザイン、とりわけ機能主義デザインに多くの影響を与えたと言われる家具の一つに、英国ウィンザーチェアがあります。17世紀に原型がカタチ作られ18世紀から19世紀にかけてイギリスに存在した家具で、生産され始めて300年以上にわたって世界中に大量に普及し、今なおその魅力を持ち続けています。

 芸術学部デザイン学科の山永研究室では、18世紀〜19世紀当時の英国ウィンザーチェアの形態を研究し、学生が復元制作中です。

 ぜひ一度、木工房での制作風景をご覧ください。

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<デザイン学科3年 米元さん【写真上】>
 木に携わるデザインがやりたいと、昨年10月に独自で考え制作した椅子を「東京デザイナーズウィーク」に出展。その後、先輩の誘いを受け、ウィンザーチェア復元への道へ。「すべてが初めてのことで、ウィンザーチェアの完成度の高さにびっくりしてます。」と米元さんは話す。

<デザイン学科4年 甲斐さん【写真下】>
 24日の学位授与式を目前に控えているにもかかわらず、米元さんが制作した1/5スケールモデルをもとに、黙々と作業。現状に満足しきれず研究生として春から過ごす。「将来は、使う人が喜んでくれるような椅子を作っていきたい」と目標に向かって突き進む。

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