PROFESSORS教員の紹介

キミの芸の術をコーディネートする、頼れる教員たち。

イラストレーションとグラフィックデザインの可能性

ビジュアルデザイン学科 イラストレーションデザイン専攻

田代 卓TASHIRO TAKU

担当科目

キャラクターデザイン / デッサン

プロフィール

1959

東京生まれ。2歳から高校卒業まで静岡県清水市(現 静岡市清水区)で過ごす。

1978

静岡県立静岡工業高等学校(現 科学技術高等学校)インテリア科卒業。

1981

桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒業。

1988

田代卓事務所設立。

1999〜2010

桑沢デザイン研究所非常勤講師

2016

九州産業大学芸術学部教授に就任。

 

第6回桑沢賞、グッドデザイン賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマほか受賞、入選多数。 自身のグラフィックデザイン、イラストレーションの活動の他、イラストレーターのプロデュースで活躍。 絵本の作品に『Baby Books』シリーズ(偕成社)、『なに なに なあに?』(フレーベル館)等がある。 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員、日本タイポグラフィ協会会員。URL:http://www.the-table.jp

学生へのメッセージ

僕は東京の専門学校 桑沢デザイン研究所を卒業後、原宿にあった広告制作プロダクションに就職しました。その会社を僅か3ヶ月で辞めてしまい、コネも資本も何も無いままフリーのイラストレーターとして独立しました。 その後小さなデザイン事務所を設立し、イラストレーションやグラフィックデザインの仕事を中心に35年近く実社会での仕事を経験してきました。
そして、現在取り組んでいる事はイラストレーターとして、デザイナーとして、さらにアーティストとして如何に楽しく生き抜いていくかということです。その実践こそが教育となりうるのではないかと思い東京からはるばるやってきました。
美術大学や芸術系の大学、デザイン、アートの専門学校等を卒業して意気揚々と社会に出て行った人達も3年、5年、10年と経過するうちにそのほとんどはイラストレーターやデザイナー、アーティストの仕事を諦めて全く別の仕事に就いているというのが現実です。 就職してもどんな人達と繋がって何をするのか、楽しんで仕事に取り組み続けることが出来るのか、経済的に安定発展していけるのか等を考えた時、彼等にとっての未来は決して明るいものとは映らないのでしょう。
この大学に来て最初に感じた事は、学生達はアートやデザインを学ぶことに対してあまり積極的でないように見受けられるという事です。折角入学したのですから、もっと貪欲になってもいいのになあと思います。
僕の研究室では「そこそこの暮らし」という産業化時代がつくった罠から抜け出して、他人とは違った視点で物事を見通したり、ユニークな発想ができる人材を少しでも多く世の中に送り出したいと考えています。社会システムが大きく変わろうとしている今、世間で言うところのいい企業に入っても「そこそこの暮らし」が永続的に出来るとは限りません。
セス・ゴーディンの『「新しい働き方」が出来る人の時代』と『「型を破る人」の時代』(三笠書房)という本を是非読んでほしいと思います。この本にはアートがこれからの社会に、その社会を生きていく人間にとってどれだけ重要かということ、そしてあらゆるジャンルは極めるとアートになりうるといったことが著されています。さあ、後はやるだけです。

  • オリジナルグッズ「Taku Channel」The Table
  • ポスター「ちょびエコ」王子ネピア
  • 「田代卓の仕事」PIE BOOKS
  • ポスター「Taku Tashiro Exhibition」スペースプリズムデザイナーズギャラリー
  • 戌年の大入袋「犬入り」The Table
  • ポチ袋「ポチ」The Table
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