「描くこと」と「伝えること」を土台に
身に付けた表現能力をメディアに載せて発信する。
各種アナログ、デジタルメディアの特性・目的を熟知し、イラストレーションやビジュアルアート表現をメディアへ展開できるビジュアルコミュニケーションのプロを養成します。創造的描写力と構成力を兼ね備え、グラフィックデザイン的アプローチやスキルにより、多様なビジュアルコミュニケーションに対応できる人材や、デザインの工程を理解し、発想力と表現力、企画力を有し、社会に発信できる個性豊かなイラストレーター、キャラクターデザイナー、アートディレクター等のクリエイターを目指します。
学びのキーワード
イラストレーション / ビジュアルアート / キャラクターデザイン / 絵本 /
ゲームクリエイション
コア科目
キャラクターデザイン実習
魅力的なキャラクターを生み出す能力を高めイメージを形成する手段を学び、人物の基本形態や表情と動きの作画、動物のキャラクター制作、カリカチュア、擬人化などキャラクターデザインの表現とバリエーション表現を修得します。
イラストレーションデザイン基礎演習
描くという造形トレーニングと描写におけるテクニックを学び、作品のコンセプトを明確に伝えられる表現力を修得し、描くことの喜びを知り、普遍的なビジュアルコミュニケーションの手段を修得します。
取得資格
中学校教諭1種(美術) / 高等学校教諭1種(美術・工芸) / 司書 / 学芸員 /
社会教育主事 など
将来の進路
イラストレーター / 絵本作家 / キャラクターデザイナー / ゲームクリエイター /
アニメーター / 美術・工芸系教員 など
スポンジみたいな心でいろんな経験を吸収したい
- 山下 かれんKaren Yamashita3年生
- 福岡県立糸島高等学校卒業
大学進学を前に、自分は何がしたいのか?と考えたとき、やはり絵を描くことでした。これまではアナログでしか描いていなかったので、デジタルの手法も学べる九芸を選びました。入学後に待っていたのは、充実した毎日です。特に自分の専攻は少人数。気の合う仲間たちと、語りあったり、アドバイスしあったり、切磋琢磨しています。教授のお誘いで芸術系の大学や専門学校が合同で開催するイベントに作品を出展しました。原画に加え、缶バッチやマグカップ、ポストカードなども制作したのですが、すべて学内設備を利用してつくることが出来ました。自分の作品を、目の前で見て、買って、感想を聞けたのは心踊る経験。教授からもらった「スポンジみたいな心で吸収するとよい」の言葉通りにいろいろと挑戦しています。将来は、マルチに活躍する画家になりたいと思っていますが、みんなで作品づくりに関われるのは学生時代だけ。残りの学生生活では、イベント等に積極的に参加したり、友人と協力してグループ展を行ったりして作品を見てくださる方との思い出作りをしていきたいです。