PlusK_vol.34
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 「音羽さおり」のペンネームで、週刊少年マガジン連載の『DAYS』の外伝(スピンオフ作品)を漫画アプリ「マガジンポケット」で連載しています。大人気作品の外伝ということで、毎日緊張感との闘いです。面白さを追求した作品に対しては読者からのさまざまな反応があり、刺激ややりがいを感じています。造形短大在学中に学んだ「周囲の人の意見を真摯に聴くことの大切さ」を意識しながら、努力する毎日です。 「情熱を持ち続け進化すること」が大事です。皆さんも、〝熱くなれるもの〞を在学中に見つけてください!平成23年3月卒業鳥羽 沙織さん(博多青松高校)『DAYS 外伝』©講談社/安田剛士・音羽さおり 子どもの頃から、教師になるのが夢だった山本さん。高校生の時、造形短大のオープンキャンパスに来て、学校の雰囲気が明るく楽しいこと、ビジュアルデザイン、生活デザイン、アーツの3領域10系列の中から自分の好きな授業を学べることに魅力を感じ、入学を決めました。1年生の時から九産大に編入することを決めていたため、編入に必要な単位を計画的に取得。1年生の後期からは、九産大で教職課程を履修しました。 「教職課程は大変だと聞きますが、課題などはなく、授業に集中すればそんなに負担もありません」と山本さん。2年生になり、造形短期大学部に組織変更してからは、情報提供も早くなり、さらに学びやすくなったと感じています。 「編入後は、造形短期大学部で学んだことを生かして、大学ならではの専門的な学びにチャレンジしたいと思います」と抱負を話しました。造形芸術学科2年 山本 祐梨香さん(玄洋高校)「将来は、生徒が美術を好きになるような先生になりたいですね」と笑顔の山本さんVectorworks”で制作した完成作品イメージ工学部 住居・インテリア設計学科4年 田部 堅大さん(横田高校)工学部 住居・インテリア設計学科3年 清水 史子さん(今治北高校) 田部さんと清水さんは、造形短期大学部の「CAD技法」の授業を受講しています。この授業では、〝Vectorworks〞というソフトウエアを使って、2次元での製図と3Dデータが作成できるCADの技術を学んでいます。九産大の授業では他のCADソフトを使って学んでいましたが、田部さんは、就職を希望するアトリエ系建築設計事務所が〝Vectorworks〞を使用していることを知り、同社を志望していた清水さんとともに、造形短期大学部の授業を履修しました。 「造形短期大学部で〝Vectorworks〞の技術を学ぶことができ、自信を持って就職活動に臨むことができます」と田部さん。 「同じCADでも、技術的な視点から学ぶ九産大と、創造性などを加味して学ぶ造形短期大学部の特徴を体験できて、視野が広がりました」と清水さん。 2人は、「学びたいことがあれば、積極的に相互履修制度を利用することをお勧めします」と語りました。Vectorworks”で制作した作品を手に、笑顔の田部さん(右)と清水さん(左)Vectorworks”で描いた平面図、展開図、家具3D図などをデータ化して、イラストレーターへ取り込んだもの1919+K 2017 Summer+K 2017 Summer

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