2015年度九州産業大学数学教室セミナー:アブストラクト 2015年12月9日(水)16:30--17:30 8206教室
講演者:中島 規博(豊田工業大学)
タイトル:「アフィン多様体符号の誤り訂正における離散フーリエ変換」

誤り訂正符号理論は,ディジタル通信などにおいて生じる誤りを自動的に修正し,
元の情報を復元する理論である.宇宙船通信の分野では,Reed-Solomon符号・
Golay 符号・Reed-Muller符号を用いて惑星写真の通信に成功している.また,
これらの符号はアフィン多様体符号に一般化され,誤り訂正技術の研究が進んでいる.
本講演では,アフィン多様体符号の復号化の鍵となる離散フーリエ変換を紹介し,
用途に応じた改良方法を述べる.


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