電気主任技術者認定科目取得生及び無線従事者長期養成課程修了生への資格認定証授与。(2020.3.23)

電気工学科のカリキュラムは、所定科目の単位を修得すると、以下の資格が認定される仕組みを設けています。2つの資格認定が獲得できる学科は九州では九州産業大学だけです。
  • 電気主任技術者(第三種)*資格取得には実務経験が必要
  • 無線従事者(第一級陸上特殊無線技士)
教務ガイダンス(3/23)で、上記資格の認定に必要な科目の単位を修得した学生に対し、資格認定証を授与しました。

☆新4年生
電気主任技術者認定科目取得生(14名)
無線従事者長期養成課程修了生(3名)

☆令和元年度卒業生
電気主任技術者認定科目取得生(8名)
無線従事者長期養成課程修了生(6名)

3年次終了までに資格認定を受けると、資格認定という実績を持って就職活動に取り組むことができます。就職活動だけでなく、4年次での卒業研究での活躍を期待しています。 卒業生は、各資格認定を得るまでに培った知識や技術を社会で役に立てれるように、これからも切磋琢磨してください。

記念写真はガイダンスに出席した認定者(新4年生)のみ撮影しています。

テクノアート2019(ロボットトイプロジェクト)で本学科の学生が参加したチームが最優秀賞を頂きました。(2020.1.30)

福岡市科学館で2月6日(木)まで、九州産業大学の芸術学部と理工学部の学生がコラボレーションしてユニークなアイデアを実現させる学部横断型教育の一環として行われているテクノアート2019(ロボットトイプロジェクト)展示会が開催されています。
電気工学科の三輪君(4年生)、荒竹君(1年生)、尾石君(1年生)、篠崎君(1年生)、機械工学科の山本君(4年生)、芸術学部の小林さん(2年生)が協力して、【君もエアーギターリストだ!】を作り上げました。 エアーギターのコンセプトやアイデア等は芸術学部の学生が考案しました。コンセプトを具現化するために、電気工学科と機械工学科の学生が3Dプリンタで筐体の作製、加速度センサーによる腕振り強度の検出、LEDイルミネーション、bluetooth通信などをシングルコンピュータであるRaspberry Pi zero Wを使って試行錯誤し、上手く動作するエアーギターを完成させることができました。
1月30日に福岡市科学館のサイエンスホールで、計17チームのプレゼンテーションが実施されました。福岡市科学館の館長さんも含めた審査員による5段階評価で最も多くの得点を獲得したチームが最優秀賞、2番目と3番目のチームが優秀賞を受賞することになっていました。 その結果、本学科のチームが最優秀賞を受賞することができました。
参加学生からは、作製期間が約3ヵ月短い中、コンセプトを実現させるために、これまで習った知識をフル活用し、さらに、先生やインターネットで調べ上げて、Raspberry Piのプログラム作成、LEDイルミネーションの点灯回路、7セグメント表示の回路、bluetooth通信のやり方について新たに学ぶことができました。芸術学部の学生と作業を進める上で、デザイン性を重視しているため筐体のサイズやスイッチのデザイン、ギターを振った時のLEDイルミネーションの点灯の速さなどのこだわりを把握して作業を進めるのが難しかったそうです。
以下はテクノアート2019の発表会、展示の様子、受賞した学生達の記念写真です。

本学科の卒研生が映像情報メディア学会放送技術研究会で発表しました。(2020.1.23)

1/23日(木), 24(金)に宝山ホール(鹿児島市)で開催された映像情報メディア学会放送技術研究会で本学科の卒研生が,同級生と共同で行った卒業研究の研究成果を発表しました。 発表した山口颯君は,「今回、初めて学会発表をするということでずっと不安でしたが、会場の雰囲気は和やかで発表しやすく、また、真剣かつ穏やかな質問ばかりでやりやすかったです。懇親会でも貴重なご意見をいただけて為になることばかりでした。」と話していました.
16TE087 山口 颯「インクジェット回路プリンタを用いたマイクロストリップアンテナの試作」

進路のミカタLIVE 2019(鹿児島会場)に出展しました。(2019.9.30)

鹿児島市の鹿児島アリーナで、進路のミカタLIVE 2019(マイナビ主催)が開催されました。約90の大学・短期大学・専門学校・企業が参加し、来場者数は1,038名、主に鹿児島県内の高校1、2年生が来場しました。電気工学科よりゼミ・研究室体験ブースを出展し、本学科の紹介と4年間の学びの流れについて、ポスターを用いながら説明しました。また、ワイヤレス給電の実演も行い、実際に装置を見て、触れて、ワイヤレス給電の世界を体感してもらいました。私たちの身の周りの電気製品では、動力となる電源はコードやケーブルなどを用いて供給される場合がほとんどです。ワイヤレス給電は、これらを用いずに電力供給を可能とする技術であり、電気自動車やスマートフォンをはじめ、様々な分野で実用化が進んでいます。来訪してくれた高校生の皆さん、熱心に説明を聞いて頂き、誠にありがとうございました。また、ブースの設営と高校生への説明に丁寧に対応してくれた、4年生の安部虎之介君、古田颯也君、升田優斗君、大変お疲れ様でした。天文館で食べたトンカツ定食で、何とか乗り切れましたね。
・進路のミカタLIVEのHPはこちら → https://shingaku.mynavi.jp/cnt/etc/mikatalive/

2019年度卒業研究の中間発表会が7月6日に開催されました。(2019.7.6)

2019年度の卒業研究では、各研究室が学科の共通テーマ「スマートハウス・スマートシティ」に関す る研究に取り組み、各研究室から1名の卒論生が代表で同じセッションで発表す ることになっています。中間発表の前半では学科共通テーマに関する研究発表が 行われ、総合コースのほかに一般コースの卒論生も熱心に研究の進捗状況を説明 しました。後半は、一般コースの卒論生の発表が5会場に分かれて実施されまし た。中間発表の質疑応答では、卒業研究のテーマの背景や関連する基礎的な知識 の理解度が問われたと思います。今後は,12月の卒業研究発表で満足な発表がで きるよう研究を更に進めてもらいたいと思います。
下記の写真は共通テーマ「スマートハウス・スマートシティ」に関す る研究に取り組みの発表の様子です。

2年次生を対象に「半導体製造装置業界 講演会」を開催しました。(2019.5.24)

2年次生へのキャリア教育の一環として、一般社団法人 日本半導体製造装置協会(SEAJ)の星野栄一様(技術部部長)と、株式会社SCREENセミコンダクタソリューションズ西村英司様(TS製品統轄部プロダクトマネジメント部部長、当学科OB)をお招きし、「業界動向から見える明るい未来社会」「SCREENセミコンダクタソリューションズ 会社概要」の演題で講演して頂きました。星野様からは、半導体製造装置世界トップ10社のうちの5社が日本メーカであることが示され、ICAC5(IoT, Cloud, AI, Car, 5G)という注力分野を紹介して頂きました。西村様からは、世界トップシェアの半導体洗浄装置などを詳しく説明頂くとともに、自らが歩んだ技術者人生をOBの立場から学生に語りかけて頂き、学生たちは大いに刺激されたようでした。講演後のアンケートでは、60人中45人が半導体製造装置業界を就職先として検討したいとの結果でした。インフラ業界、電機業界に加えて、学生の視野をより拡げることができました。ご多用の折、ご講演頂いた星野様、西村様に心より御礼申し上げます。
・一般社団法人 日本半導体製造装置協会のHPはこちら → http://www.seaj.or.jp/

電気エネルギーコース専門教育の一環として学内施設見学を行いました。(2019. 5.22)

電力発生変換工学I(3年次開講科目)の講義で学内の変電設備や蓄電池、非常用発 電機等の発変電技術に関連した学内の施設見学を行いました。 各設備の役割や学外より電力がどのようにして学内に供給されているのかなど、 電気主任技術者の資格を持つ職員の方に説明して頂きました。 見学後、実際に設備を見学することで学修意欲の向上になったなどの感想もあり ました。 普段見る機会がない各設備の規模や数量にも興味を持ってくれたようです。 また、学内の年間電気代に驚いていました。 みんなで省エネに協力しましょうね。 この施設見学が電力・エネルギー分野に興味を持ったり、将来の職業を決めると きの参考になることを期待します。

1年次生、3年次生を対象に「電機業界説明会」を開催しました。(2019.4.22,26)

1年生、3年生へのキャリア教育の一環として、一般社団法人 日本電機工業会の本松 修 様(常務理事)をお招きし、以下の演題でご講演をして頂きました。
4/22 電気工学基礎(1年生):電機産業の最新動向 ~現状および将来展望~
4/26 電気工学演習Ⅱ(3年生):電器産業の現状と将来展望 ~企業に求められる人材とは~
1年生には、電機産業の構造や事業内容、将来展望等の内容に加え、電気工学の重要性や社会貢献など、学ぶ動機づけを深める大変貴重なご講演をして頂きました。 3年生には、業界・企業研究やインターンシップ、就職活動の位置付けや進め方等の内容に加え、会社の仕組み、会社が求める人材、就職活動に向けてのメッセージを頂き、一社会人として活躍するための心構えをご教示頂きました。 本講演で得られたことが、学生皆さんの実りある有意義な学生生活に繋がることを期待しています。 ご多用の折、ご講演頂いた本松様に心より御礼申し上げます。
・一般社団法人 日本電機工業会のHPはこちら→ → https://www.jema-net.or.jp/

ご入学おめでとうございます。(2019.4.2)

4月2日(火)に九州産業大学の入学式を挙行致しました。 学部と大学院の新入生を合わせると約2,600名を本学に迎えることができました。 理工学3学科合計で374名、電気工学科には104名の新入生が加わりました。
 世界規模で起きている環境とエネルギー問題、持続可能な社会の構築に向けた取り組みの一つとしてAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などの新しい技術を活用した新たな価値観を提供するサービスや商品が身の回りに出現しています。 AIなどの新しい技術で人が削減され将来の仕事が無くなると危惧する声をよく耳にします。 しかし、"電気"というキーワードは現代社会を支える重要な電力インフラ分野、情報通信インフラ分野、エネルギー分野などを担っています。 これらの分野は全てをAI技術による自動化でカバーすることが困難です。 電気工学科の皆さんが将来活躍する場は多くあります。 しかしながら、日々技術は進歩しています。 電気工学科では、社会に必要とされている人材を育成できる様にしっかりと指導します。 ゆえに、新入生の皆さんの努力次第では自身のキャリアプランを実現する舞台は揃っています。 夢に向かって邁進しましょう。