ご挨拶

 皆様におかれましては、本大会に関連する分野で、研究開発・実用化・事業化にむけ日々研鑽され活躍されているものとお喜び申し上げます。
 本大会LIFEは、人の生命・生活を維持・向上させるための、生命関連分野、リハビリテーション・生活支援分野、生体計測・制御分野等における技術研究開発、 利用技術に関する講演・発表をもって、社会貢献することをめざし、3学会(日本生活支援工学会、日本機械学会、ライフサポート学会)で合同の学術講演会を開催してまいりました。 これは、研究開発側とユーザ側の相互交流を通じて、分野横断的な技術の融合を促進する場を提供するものです。 さらに、学術・研究機関のみならず、医療機関・福祉介護施設や企業からの参加・会合を促進することによって、 参加者が社会に根付く医工学機器の研究開発に向かうべく技術意識の高揚を目指しています。 今日、医療・福祉・健康分野の技術が目覚ましい発展を遂げていますが、その研究開発においては、多くの分野の協力によって成り立っていると考えられます。 このことから本学術講演会には大きな意義があると思います。今大会LIFE2015 でも従前の考え方に則りこれを発展させたいと考えます。
 会場の九州産業大学は、博多駅や福岡空港からJRで20分ほどです。 経済系、文化系、理工学系、芸術系の総合大学できれいに整備されたキャンパスが広がっており、 学術的な議論を交わすには落ち着いた良い場所かと思います。また、本学は天神・中洲の歓楽街にもバスで30分弱です。 熱い議論の後は場所を移しておいしい料理をつつきながらゆっくりと交流を深めるのはいかがでしょうか。
 会員の皆様はもちろん、医療・福祉・健康分野に興味をもち、この分野の発展と推進を志す方々に多数ご参加いただけますよう、 実行委員会一同、心からお待ち申し上げております。

関連分野

<福祉・リハビリテーション応用>
■ 移動支援機器・歩行支援機器・車いす・義肢装具・いす・福祉車両・福祉ロボット・パワーアシスト・ 福祉用具の設計・福祉リハビリテーション機器など
<生活支援>
■ 介護支援・在宅医療支援・訓練支援・就労支援・移動支援・感覚代行・コミュニケーション支援・ 情報支援・遊具・スポーツ・バリアフリー化・福祉建築・育児支援・生活支援技術一般
<生命支援>
■ 臨床検査・診断支援・治療支援・手術支援・人工臓器・再生医療・医用材料・救急医療・細胞工学・ 生命支援一般
<生体計測・制御、 要素技術>
■ 生体計測・運動計測・画像処理・センサ・生体制御・電気刺激・アクチュエータ・ロボティクス・ バイオメカニクス等
<基盤技術>
■ 安全性評価・福祉デザイン・環境評価・研究者倫理・実験倫理・標準化等